診察及び各種の検査を通じて健康状態を評価するのが健康診断です。
健康の保持や、生活習慣病をはじめとする疾病の予防・早期発見に役立てることが出来ます。
当クリニックは、横浜市特定健診（検診）のほかにも、各種健康診断に応じています。

国民健康保険や職場の医療保険等の医療保険者が、40歳から74歳の加入者を対象に特定健康診査（特定健診）を実施しています。
特定健診は、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病など、私たちの健康をおびやかす、生活習慣病への罹患リスクを高くするメタボリックシンドロームを早期のうちに発見するための健康診査です。

横浜市の特定健診

その他の保険証の方は、ご自身が加入されている健康保険組合に直接ご確認ください。

検診内容	対象	費用	備考
前立腺特異抗原検査 （PSA検診）	５０歳～６９歳の男性	１,０００円	年度内に１回 令和6年(2024年)4月1日時点で65歳の横浜市民は無料
	７０歳以上の男性	無料
緊急肝炎ウイルス検査	制限なし	無料	過去に肝炎ウイルス検査を 受けていない方
胃がん検診	５０歳〜６９歳	２,５００円	2年に1回 令和6年(2024年)4月1日時点で65歳の横浜市民は無料
	７０歳以上	無料
大腸がん検診 （便潜血２回法）	４０歳以上	無料	年度内に1回

会社や学校などで健康診断が必要という方の相談に応じています。

事業主は年に１回（深夜業や坑内労働などの特定業務従事者は年２回）以上、定期的に健康診断を行わなければなりません（労働安全衛生規則第44条）。

事業者は常時使用する労働者を雇い入れる際は、その労働者に対して、医師による健康診断を行わなければなりません。

何ら症状がない時に、健康診断を目的に検査を受ける場合は、健康保険が使えませんので「自費」となります（検査項目は自分で選択することが出来ます）。

※自費健診の結果、何らかの病気が発見された場合には、以後、その病気の診察には健康保険が使えます。

当クリニックでは、主に大人向けにインフルエンザワクチン、および肺炎球菌ワクチンの接種をそれぞれ行っております。
年齢によっては公費助成が受けられますが、自費となる場合もございます。
詳しくは、お住まいの市町村にご確認ください。なお、予防接種をご希望の方は、医師にご相談ください。

※インフルエンザ・肺炎球菌以外の予防接種も行っております。
　　新型コロナウイルスワクチン
　　風しん追加的対策事業（第5期定期接種・MRワクチン）

インフルエンザウイルスは、毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプが流行するので、その変化に対応するために、予防接種も年毎に行う必要があります。
また、接種してから作用するまでに約２週間かかるとされています。

肺炎を予防するためにできることの一つに、肺炎球菌ワクチンの接種があります。肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぐことができますが、 全ての肺炎を予防できるわけではありません。
接種は1年を通していつでも可能です。また、再接種を希望の際は、5年以上の間隔を空けてください。